2019年8月ももりんといちご日記

 


毎日暑い日 2019年08月06日 (火)

北海道も夏日9連日

    久々に暑い夏です。



日中だけではなく、夜も暑い

こんなに暑いのは本当に久々です。


6年前に居間にエアコンを取り付けたけど、

ほとんど付けたことが無かったのに、今年はフル活動しています。

(電気代が心配)




いちごは相変わらずフリスビーを追っかけていますが・・・・



暑いので水分補給



帰りは暑くて歩く体力を使い果して、亡きもものお下がりの、

「スーパーももりんカー」で帰ります。






@ 北アルプス 白馬岳〜鹿島槍縦走の旅
2019年08月12日 (月)


7月21日(日)〜7月26日(金)まで

後立山連邦の縦走へ

 
300名山に挑戦中の田中陽希さんが、「北アルプスを構成する山脈連邦の中で、

穂高の縦走路も険しいですが、長さと山の幅広い変化と双方兼ね備えているのは

後立山連邦が一番かな。と思いますね。

と言っていました。

行く前に何度も陽希さんのビデオを見て、わくわくして出発しました。



7月21日(日)名古屋空港着 JRで白馬駅へ 

白馬宿泊のゲストハウス「縁」に素泊まり3000円

7月22日(月)白馬駅〜猿倉へ

バス停で待っていたら、タクシーの方が安いよ。と言われタクシーで猿倉へ

6:30猿倉発→白馬大雪渓→13:45白馬頂上山荘宿泊(行動時間7時間50分)



北アルプス三大雪渓の白馬大雪渓を軽アイゼンで登ります。
たくさんの人が登っています。



登っている最中に雨が降ってきました。
白馬の頂上はこんな感じ



何も見えないけど頂上到着



白馬山荘は綺麗で暖かく最高
スタッフも親切で、部屋も畳の個室です。
夕食も美味しかった



7月23日(火)白馬山荘を出発。

1時間歩き、雷雨のため引き返しました。




今日は最難関の北アルプス3大キレットの一度踏み入れたら二度と戻れない

「不帰ノ嶮」
(かえらずのけん)

陽希くんも「大変です」と言っていた険しいキレット

夜明けと共に出発したけど、途中雷雨。

このまま進んでも、雨の中の岩は滑って危険なので今日は停滞

若くないから無理は禁物。世間を騒がせる事はしたくない



と言う事なので、昼から生ビール





A 北アルプス後立山 白馬岳〜鹿島槍縦走の旅

2019年7月24日(水)

今日は不帰ノ嶮を登り、唐松山荘までコースタイム約9時間10分

高年齢の私たちは12時間は覚悟して歩くことになります。

後立山連邦は、午後からはガスがかかるので午前中勝負の山です。


唐松山荘には遅くても3時には着きたいので、早朝、2時45分に小屋を出発しました。




3時間歩いて天狗山荘に到着
ここは今シーズン宿泊はしていないけど、キャンプ場はあります。
ここで知り合ったカップルのザックが、
テント泊なのに私たちのザックより軽くてビックリ

私達は荷物持ち過ぎ
北海道感覚で、食べきれない程の食糧、防寒具などなど・・・
(北海道の山小屋は暖房・食事なしの避難小屋しかないので・・・)
今後の課題として考えなきゃ
軽い荷物で快適に・・・が今の山登りの主流だし・・・



朝は天気は良い



4時間半歩いて最初の難関の「天狗の大下り」の始まりです。
300mのガレ場を緊張しながら急斜面を一気に下りました。



下り終えると、最大の難関「不帰ノ嶮」(かえらずのけん)が待っています。



この峰々を超えて行きます。



一番大変な不帰ノ嶮U峰が正面にそそり立って見えます。
これを超えて行くのかと思うと怖く感じます。



取りあえずT峰を登り終えて、緊張が解けて喜ぶメンバー
休憩と腹ごしらえを済ませて不帰ノ嶮U峰に挑みます
これからは息をのむ程の急登・岩登りが続きます。


普段うるさい私達でも、ほとんど会話も無く、真剣に取り組みました。
少しの油断で命が危ない
去年も滑落で亡くなった人もいるし・・・
岩が乾いて良かった。
これで雨だったらと思ったらゾッとした


垂直に立ちはだかる岩壁を登りながらのカメラは無理だったので、
写真は無し


U峰に到着した時には安堵しました。

まだまだ気は抜けないけど、核心部は超えました。




後ろを振り返ると、荒々しい不帰ノ嶮から白馬岳までの主稜線が眺望できる。

はず・・・でしたが見えませんでした

雨が降らなかっただけでもラッキーです。

贅沢は言いません




不帰ノ嶮を登り終えて、
唐松岳頂上に到着


メンバー全員が揃ってから記念写真

涙ぐむ69歳女性

本当に頑張ったと思います

私が69歳になった時には(約10年後)登れる自信はありません



白馬山荘出発から約10時間で唐松山荘に到着
思ったよりも早く着きました



超えてきた山々が見えます。

唐松山荘では少し贅沢して個室を取りました。
1室18000円の追加ですが、5人で割ると3000円弱

朝早く出発するので、個室はすごく気が楽でした。
大部屋だと朝早くからごそごそすると、周りに気を使って大変・・
狭い部屋で一人は押入れに寝ましたが、とても快適でした

唐松山荘は水もお湯も値段が高いけど、
飲める水は1リットル400円位
煮沸したら飲める水は1リットル80円位だったと思います。

小屋は立派で、トイレは簡易水洗で快適でした。
1泊夕食で、大部屋9500円です。
夕食はカレーライスでした。

明日も長い歩きが待っています





B 北アルプス後立山 白馬岳〜鹿島槍縦走の旅

7月25日(木)
今日の行動は、唐松山荘〜五竜〜キレット小屋まで
コースタイムは9時間です。




今日も4時から歩きました。
難所の牛首を通過
手強い岩稜ががしばらく続きます。



4時50分空が明るくなって



4時55分日の出です



剱岳が正面に見えました。



五竜岳手前も岩場が続きます。
四つばいになって登ります。



午前9時に五竜岳到着しました。
今日の目的地のキレット小屋はまだまだ先です



素晴らしい景色



この峰々を超えていかなければ・・・・
天気が心配です



今日も岩登りです。


狭い登山道を慎重に歩きます。
油断すると大怪我になります。



11時30分 北尾根の頭に到着
ここまで7時間半歩き歩きました。



12時15分、北尾根の頭から400m下り、口の沢のコルに到着



ここまで来たら、キレット小屋はもうすぐです

今日は数人の人にしか会わなかった。
白馬からここまで、団体さんに会うことは1度も無かった。
私達みたいな高年齢にも会わなかった。
今どきの女性単独にも会わなかった。



14時ジャスト
10時間歩いてキレット小屋に到着しました〜〜
コースタイムよりも1時間オーバーは私達にとっては上出来です

500ccのの缶ビール800円で乾杯しました
それにしてもすごい所に建っていますね

この日の小屋は空いていて快適に過ごしました。
夕食はハンバーグだった
女性は私達3名だけで、ほとんど若者ばっかりでした(大学生など・・)

小屋の人に「明日は扇沢まで下ります。」と言うと、
大変なので途中で一泊(冷水小屋などで)した方がいいですよ。
とアドバイスされたけど、

今までの道のりを思うと、
「大変」
と言う言葉は当てはまらないよね〜〜〜


鹿島槍からは普通の登山道だし・・・





C 北アルプス後立山 白馬岳〜鹿島槍縦走の旅

7月26日(金)
今日で最終日です。
キレット小屋〜八峰キレットを超えて〜鹿島槍岳〜扇沢〜信濃大町温泉へ
コースタイムは9時間半です。




今日も4時小屋を出発しました。



今日もお日様が綺麗



不帰ノ嶮に比べたら、八峰キレットは楽勝
北アルプスの3大キレットの内、2ツ制覇しました。



後ろを振り返るとこんな感じ



鹿島槍までもうすぐです。



鹿島槍北峰に向かう道



鹿島槍南峰が見えました



北峰と南峰の分岐
北峰には登らず、そのまま南峰に向かいます。



目の前がゴールの鹿島槍です。



キレット小屋から3時間半

ゴールの鹿島槍岳登頂

4日前に猿倉の登山口を出発して、

白馬岳〜不帰ノ嶮〜唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍岳長く険しい山行でした。

涙ぐむメンバーを見て、

もらい泣きしました。と言う人も寄ってきました。




振り返ると歩いた山々が・・・はるか向こうから歩いてきました。


鹿島槍の頂上は高校生やツアーの人達で大賑わい

人が少ない縦走路を歩いて来たので人の多さにビックリ

白馬岳から来ました〜と言うと、

回りがビックリ

少し自慢してしまいました



向の北アルプスを見ながら毎日歩きました。

今日は剱岳が綺麗に見えていました。



今日は明るいうちに下山できればいいので、頂上で1時間位ゆっくりして、

行動食の余りを食べました

縦走中は早めに山小屋に入りたいので、ゆっくりできなかったしね〜〜

扇沢目指して下山開始

布引山付近に・・・



雷鳥発見



人慣れしていて全く動じない



種池山荘で食べたラーメン900円が美味しかった

あと3時間歩けば扇沢です。



11時間15分歩いて、扇沢登山口に到着しました。

もう歩かなくてもいいんでね

予約していた宿の車が来てくれて、

信濃大町温泉にあるゲストハウス「浮世絵」へ泊まりました。

宿に着くと登歩5分の場所にある、

「薬師温泉」へ直行しました。

その後はビールと食事で乾杯でした

今回の縦走中は一日も欠かさず、ビール飲みました

この後、女性3名は、

帰るのがもったいないので、

信濃大町温泉に3泊してから立山に向かいました。




扇沢〜立山 雄山登山と黒部の旅

2019年7月29日(月)
 
難関の後立山が終わり、

ついでにアルペンルートで遊んできました。





信濃大町と言えば蕎麦でしょう



扇沢〜黒部ダム〜室堂へ

バスやロープーウエーなどを乗り換えて・・・



室堂平に到着

ここからすぐ近くの雄山(立山)を目指します。



緊張感 0%の山歩き





雄山は修学旅行でごった返ししています。



ここからは500円のお参り代金が必要です。
信心深く無い私はここまで
(他の2名は払って登りました



宿泊場所は「みくりが池山荘」
温泉もあって、料理も美味しいです。
部屋は8人部屋の2段ベットでした。



山荘から夕方の景色



地獄谷が近くですが、今は関係者以外は立ち入り禁止です。



室堂からロープ―ウエイーで黒部へ



帰りは黒部ダムを観光してきました。

左のおじさんは、2ケ月間、きままに日本海沿いを一人旅している人です。
安い宿に泊まったり、たまに車に寝ているそうです。
退職して、やりたかった夢をかなえているらしいです。
偶然にも北海道の恵庭の人でした。





安いので船に乗りました。1080円
船着き場まで結構歩くけど、乗って良かった
絶対にお勧めです。



100名山人力制覇の時に、惜しくも乗った船がありました。




慰霊碑に手を合わせて黒部とお別れです。


信濃大町駅です。

扇沢駅〜バスで信濃大町〜電車で名古屋まで



今日は名古屋に泊まります。
名古屋クラウンホテルは大浴場付きで快適でした。
タクシーで駅から1000円地下鉄で1駅とアクセツも良い

小樽を出て、10日振りの1人部屋です。
名古屋は暑くて35度



夕食は贅沢して、ホテルの近くのうなぎ屋さんへ
人生2度目(一度目は鹿児島で)のうなぎ屋さんです。
お店は混んでいて、暑いのに外まで並んでいました。
3800円のうなぎを注文



当然ビールも

結局10日間、禁酒する日は無かった


名古屋〜千歳空港〜小樽へ

今回の旅はスカイマークで千歳〜名古屋片道6800円

安かったので、名古屋経由にしました。

天気にも恵まれて、とても楽しい有意義な山旅でした。





いちご会いたかったよ〜〜

来年は何処に行こうかなぁ・・・