バリ旅行記 

2001年10月7日~15日



 怠け者、観光嫌いの夫との旅行



テロ事件があり、どうしようかなー なんて少し迷ったけど、

キャンセル代がかかるので行ってきました。



行ったその日に戦争が始まりました。今回の旅行は時期が時期だけに、

日本語のテレビ放送をやっているホテルを選んで正解でした。



夫の希望があり、日本語TV放送がないなら行きたくないと言うのです。



『まったく行く前から、ベットでゴロゴロビール飲んでTV三昧で過ごすつもりだなー(怒)』

それならばあっ。と思い

無理やり動かす為にホテルを3ケ所替えました。

なんて涙ぐましい私の努力でしょう!

サヌール地区に2泊、ジンバランに3泊、ヌサドゥアに2泊してきました。



超ビール好きなおやじは

「アサヒスーパードライがなければ生きて行けない。」と言うので、

(私の記憶ではバリのスーパーではアサヒは見かけた事がなかったので)

何と24缶の缶ビールをバリまで持っていき、

おまけに氷があると超冷える機械まで持参して、

バリに乗り込んだのでした。

このエネルギーをもう少し観光に使ってほしかった。



そんな夫との海外旅行

今回の旅行はお金を多めに持っていって、スローガンは

「持っていったお金を使い切る旅行」にしたのです。

夫はこれから苦しい住宅ローンの

ローンレンジャー部隊の仲間入りをするので

せめて最後に贅沢したい。と言うのです。



おかげで毎日贅沢三昧しました。

まず大阪で一泊して、生まれて初めて食べた「ふぐ料理」からスタートしました。

タコヤキもお好み焼きも食べたかったけど、

お腹が一杯で夜中にお好み焼きを2人で一枚食べるのが精一杯。

旅行中は色々な物を食べたいので、胃袋3ッほしいと思いました。



バリ島では、日本ではなかなか経験できない高級ホテルの夕食や、

ジンバランの屋台では一番大きなロブスターを食べ

(屋台で使ったお金がレストランボーイの1ケ月の給料?!)

毎日のように「ふかひれスープ」を飲み、

とってもバリに還元した旅行でした。






一番大変だった事は、帰りの乗り継ぎ時間が関空で4時間半もあった事。



とにかく横になりたくて、関空のあの騒がしい椅子で横になって寝てしまいました。

横になるまでは、ためらいがあるけどなってしまうと気持ちは「ホームレス」でした。



夫は食べる時以外、案の定ホテルでゴロゴロしていたけど、

私の買い物などにも付き合ってくれました。

日本でも値切り上手な夫は海外でも値切り上手でした。

切るやりとりが面白く、デパートの定員さんが集まって来た程です。

なかなか楽しく過ごせました。

ゴロゴロしてくれたお陰で、一人でゆっくり街まで行ってお買い物もできました。



安いフットマッサージは大変気に入っていました。



夫はどちらかというと、ものおじしない性格なので、

海外旅行に向いていると思いました。

タクシーに乗っても必ず運転手さんに話しかけるし。

誰彼かまわず話しかける人です。





最後に

バリ人の日本語の上達ぶりにもビックリしました。

以前は流しのタクシー運転手は日本語をほとんど話せなかったのに、

今はかなり理解しています。

運転手さんも日本語教室に通っているそうです。

ほとんどの人が3ケ月コースだって。(授業料も高いので)

日本で英会話教室に通って英語を話す友達をほとんど知らない私はビックリしました。

語学は趣味じゃだめなんだ。生活がかかっていなければ。

あの電波少年のヤベタロウのように、

覚えなくては餓死するほどなら嫌でもおぼえるのだろう。

今回に懲りずにまた海外に行こうと誘っていますが、

温泉がいいーと叫んでいます。

次回の海外はあるのでしょうか?